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まんだらや

藍染の服と小物

真島藍とマシマタケシ
画家夫婦が作る天然藍染の服
抜染と呼ばれる技法で絵柄を描いています
一枚一枚手作りでお届けしています

藍染
天然藍の濃縮液で何度も繰り返し染めることで
海や空の深い青を表現しています
JAPAN BLUEと呼ばれています

抜染とは
藍に染めた服に藍の染料に反応する糊を型紙で乗せます
1日乾かして洗うとその部分だけ白く抜けます
表現が安定しない工藝的魅力があります

【藍染めの工程】

天然藍の濃縮液とハイドロ(還元剤)を使用しています。

染め液に布を浸し空気が入らないよう静かに混ぜて軽くし ぼります。
ゆすぎ水に入れ染料を流し、水から上げて広げ空気に触れ させます。

藍は酸化により発色するためよく空気に触れさせます。 それを5回程繰り返してTシャツを染めます。

藍染めの適温は20度以上のため、季節によって染め上が りが微妙に変化します。

【抜染の工程】

藍に染めたTシャツに型紙を当てて抜染糊を塗布します。
型紙を剥がしそのまま6~8時間置き、水洗いすると糊 を乗せた部分だけが脱色します。 これを「抜染」と言います。
バンダナや日本の手ぬぐいもこの技法で柄を施していまし た。

糊には「白抜き」と「半抜き」があり、これらを使い分 け濃淡で奥行きを作り出します。
墨絵の様な微妙な表現が可能になり、独自の世界観が生 まれました。
作品によっては絞り染めの技法を駆使し抜染を合わせ る事でさらに複雑な表現をしています。
これらを組み合わせることでひとつひとつ違ったTシャツ が出来上がります。

最初の頃は色移りや褪色がありますが、3〜4回くらいの分け洗いの後は普通に洗濯機でケアして頂けます。